桶谷功
著書
インサイト

インサイト(ダイヤモンド社)
価格:¥1,680 (税込)

「インサイト」の見つけ方、活かし方がわかる、日本で初めての本

売れるモノと売れないモノの差は、消費者が思わず買いたくなるような「心のホット・ボタン」を押せたかどうかにあるのです。人は必ずしも、アタマで考えて合理的にモノを選ぶわけじゃない。「いいな、これ」と共感を持ったもの、心を動かされたものに手を伸ばすのです。それがインサイトです。

本書では、そうした消費者の心の奥にあるホンネ、「インサイト」をつかむための秘訣を大公開! インサイトの見つけ方、活かし方はもちろん、実際にどうやってマーケティング・プランに落とし込んだらよいかについても、ハーゲンダッツ、シックなど、豊富な事例でバッチリ紹介します。



日経ビジネス書評「新刊の森」 2005/04/04
(Copyright(c) 2001 日経BP企画..All rights reserved.)

インサイトとは本音のこと。消費者の気持ちを揺り動かし、行動を起こさせる「心のホットボタン」と呼ぶべきものだ。本書はインサイトを見つけ出し、マーケティング活動に活用する方法を解説する。 人は論理的に頭で考えて商品を買うのではなく、直感や感情に従って買う。消費者分析を徹底し、客観的なデータで裏づけた商品を開発しても、それが売れるとは限らない。むしろ、数字では表せないような奥底にある気持ちや感情を探り出すことが必要。感受性と直感を研ぎ澄まし、ゲーム感覚でインサイトを見つけ出すべきと説明する。(中略)

ケーススタディーでは高級アイスクリーム市場を作り上げたハーゲンダッツ、替え刃式カミソリで60%のシェアを握るシックを取り上げる。両社が発見したインサイトと、それに基づいたマーケティング戦略の概要を示す。

「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための インサイト実践トレーニング
「思わず買ってしまう」心のスイッチを見つけるための
インサイト実践トレーニング
(ダイヤモンド社)
価格:¥1,680 (税込)

直感を“売り”につなげる具体的な方法を伝授!

インサイトとは、消費者がモノを「買いたくなってしまう」心のスイッチのこと。本人も意識していない潜在的な欲求や感情だ。

ヒット商品を連発する人は「直感」で「ひらめく」と言うことがあるが、彼らは本能的にターゲットのインサイトを読み取っている。

本書は、そういう消費者のインサイトを見つけ活用する方法を、才能やひらめきに頼るのではなく、誰もが習得できるように伝授する。隠されたホンネがわかる「発見ツール」、買いたくなるツボを見つける「仮説ツール」、心のホットボタンを押す「発想ツール」…

そして、全ての関係者を巻き込み、画期的な新商品やプロモーションに結実する「インサイト・ワークショップ」。

インサイトを効果的に使えば、市場に劇的なインパクトを与えることができる。誰もを天才的なヒットメーカーにするツールなのである。