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2009年01月09日 23:58に投稿されたエントリーのページです。

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神様のネットワーク

みなさんは、初詣に行かれましたか?

私は、お正月休みの3日に、近所の神社に行ってきました。

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そのときのことを急に思い出したのですが、日本の神社には「お参りの仕方」というものがあるのを、ご存じですか?

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一番大事なポイントは、神様にお願いするとき、まず最初に、自分の住所・氏名を述べることです。
(心の中で述べれば、声に出さなくてもOKですが。)

日本の神様は、とても人間的なので、急に願い事をされても、誰が誰だかわかりません。

住所・氏名を聞いてはじめて、「あー、あそこの桶谷か。お、子供ができたようじゃのう。今年は、どんな願い事じゃ?」というように、はじめて聞いてくれます。


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また、日本は、多神教の国です。キリスト教やイスラム教のような一神教と違って、八百万(やおよろず)の神がいます。

大きな楠木にも、美しい滝にも、大きな岩にも、神が宿っています。

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これらのたくさんの神様は、地域ごとに担当を分けていて、全体でネットワークを組んでいます。

なので、住所はとても大事なのです。
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たとえば、引越しするときも、旧住所でお世話になった神社に「今まで、ありがとうございました。目黒区に引越することになりました」と、挨拶することが大事です。

すると、そこの神様は、「そうか、引越するのか。じゃあ、目黒のほうの、えーと何と言うんじゃったかのう。そこの神様のほうに知らせておこう」と、引き継いでくれます。


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で、目黒に引越したあと、新しい神社にお参りに行って挨拶をすれば、「おー、来たか、来たか。聞いておるぞ。これからは、ワシに任せよ。」という感じになります。


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あと、大事なのは、「お賽銭を投げない」ことでしょうか。

日本の神様は、人と同じ感情を持っているので、投げつけられると願い事をかなえる気になれないそうです。

そっと、丁寧に入れるのがよいようです。


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それから、神社にはたいてい、お参りの仕方が貼り出されていますから、それにのっとるのがいいですね。

私の行った近所の神社は、「2礼2拍1礼」と出ています。

2礼2拍1礼とは、まず2回礼をして、2回手を打ち、お祈りしたあと最後に1回礼をする、というお参りの仕方です。


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ほかにもいろいろありますが、私は、上の3点は守るようにしています。

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なんとなく、そうしてからのほうが、願い事がかなうようになった気がします(笑)。

その気持ちは、KitKatの、「きっと、サクラサクよ。」に願いを込める、受験生と同じなのかもしれませんね。

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