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2009年01月02日 17:45に投稿されたエントリーのページです。

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2009年はいい年だった?!(其の2)

年初に目標を立て、達成したイメージを描いても、なかなか実際の行動が伴わないものですよね。

私も、根がサボりたがりというか、すぐ楽なほうへ楽なほうへと向かいがちなので、ほんと困ってしまいます(笑)。

で、私が活用している「脳の特性」を、ちょっとお話しますね。


「千里の道も一歩から」ということわざがありますが、「一歩目」が一番大変で、一歩を踏み出せば二歩目、三歩目は自然と出てきます。興味も湧いてくるし、おもしろくなってきます。

この一歩目は、プロジェクト全体でもエネルギーが要りますし、継続的に行うものであれば毎日の第一歩(スタート)が、気分的に大変です。

先を見すぎて途方に暮れたり、今日はパスしようと億劫(おっくう)になったりします。


これを、どうやって乗り越えるか?

それは、脳の「作業興奮」という特性を、活用します。

作業を始めると脳が興奮状態になり、それが快楽になります(笑)。
やりだすまではあんなに億劫だったのに、やりだしたら止まらない!なんてことは、よくありますよね。

なので、やる気はなくても、気が重くても、とにかく始めてみる!ことにつきます。


私の場合でいえば、去年、本を書きましたが、スタートがとにかく大変でした。
やる気はあるのに、グズグズしていて(笑)。

なので、年始にワークショップの案内を出して、日にちを先に決めてしまいました。
(本の中に、ワークショップの実況を入れる予定だったので。)

実際、ワークショップ前は仕事が忙しくて、もう死にそうになりましたが(笑)、とにかく始めることで、本づくりを楽しく進められました。


また、日々の執筆も、「作業興奮」のお世話になりました(笑)。

とにかく、PCを開けて、書き始める。やる気が出たら、とか、かたまった時間がとれたら、なんて言っていたら、いつまでたっても私の脳は活動を始めません(笑)。

ましてや、何週間も間が空いてしまったときなど、再スタートするのはめまいがするほど大変です。

実際、4月~9月の執筆期間中に3回ほどあったのですが、もう私の脳は、「面倒くさいなー。億劫だなあ。明日から始めよう。」のオンパレードです(笑)。

でも、これをなだめすかして、とにかく書き始めると、そのうち「こんな楽しいこと、もっと早く始めようよ。今日は、朝までやるよ、やるよ。」なんて感じで、脳が大興奮状態になってきます。

ほんと、脳って子供みたいですが、このクセを知ってうまく活用すると、思い通りに働いてくれます(笑)。


それから、この「作業興奮」をつくるには、「目の前の作業に近視眼的に集中」するのがいいですね(笑)。全体像は俯瞰的に見て、作業は近視眼的に、です。

目標は遠大でも、遠くを見ていては、気が遠くなってしまいます。一歩づつ進むのが肝心です。

山登りをするとき、ずっと遠くを見ていると、景色が変わらないので、進んでいる実感を持てません。
近くの木々を見て、あるいは足元を見て歩くと、進んでいる実感があって、気持ち的に楽ですよね。
それと、同じです。

野球だって、ゴルフだって、目標はレフトスタンドだったり、グリーンだったりしますが、インパクトの瞬間はボールに集中しています。遠くを見てスイングすれば、空振り間違いなしです。

目の前のことに集中。その作業興奮の一歩一歩が、私たちをはるか千里のゴールまで連れて行ってくれます。


「脳を、この『作業興奮』状態にさえもっていければ、あとは何とかなる」
そう思っていると、何かを始めるとき、すごく気が楽ですよ。

ぜひ、お試しあれ。


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