12月9日(火)、商学部教授の嶋村和恵先生の広告論の授業にお招きいただき、学生さんたち(2年生)に、インサイトのお話をしてきました。
嶋村先生は、以前、「インサイト」の本(1冊目)を出したとき、日経広告研究所報に書評を書いてくださいました。インサイトの本質を書かれていて、非常に嬉しく思っていました。
また、先生の書かれた「新しい広告」の中でも、インサイトについて触れられていて、今回この講義(の打合せなど)で、初めてお会いしたのですが、初めてという感じが全然しませんでした。
(「新しい広告」は、実際に広告の「新しい」潮流を取り上げられていて、学生が教科書として使うのにふさわしい内容の本です。)
また、「ヒゲチェン」サイトを、ご案内する前からご存知で、「おもしろい!」と遊んでいただいたり、学生さんたちに推薦(?)いただいたりしていました。
授業のほうは、1時間半にわたって、インサイトとは何か?を事例などを使いながら話したのですが、なかなか有意義な体験でした。
広い教室(200名くらい収容?)で、うしろのほうの席から埋まっていくのは、今も昔も変わらないなあ、と思ったり。でも、朝9:00からの授業でも、寝ないで聞いているって熱心だなあと感心したり。(自分が学生だった頃より、ずっと前向きな空気でした。)
私の講義は、教壇から降りて、受講生に質問をしてまわるスタイルなのですが、うしろのほうまで歩いていくと、さすがに「え、ここまで来るの?!」という感じでした(笑)。
でも、ちゃんと質問に答えてくれたし、授業に参加してくれて、よかったです。
若い人たちに話すこと、次世代に自分の学んできたことを伝えることが好きなんだな、意義を感じているんだなと、つくづく思いました。
きゅんと冷えたキャンパスの空気がとても気持ちよかったです。