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2008年12月29日 15:17に投稿されたエントリーのページです。

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3種類の「おぎゃー」コミュニケーション

赤ん坊の「おぎゃー」ですが、だんだん進化(?)してきて、3種類に分かれるようになってきました。


ひとつは、生まれたときから、泣くおぎゃーで、「おぎゃー、おぎゃー」と規則正しく、というか一定のリズム、音程で泣く泣き方。(例えは悪いですが、セミが『鳴く』のと同じように、規則的に泣きます。)

これは、寒かったり、お腹が空いたり、服を脱がされてビックリしたり、おむつが濡れていて気持ち悪かったり、とにかく「不快な状態にある」ことをアピールしています。

でも、人が(大人でも)、不快なとき顔をしかめるようなもので、さほど意識しないで自然にそうなっている感じがします。

なので、コミュニケーションを目的としているというより、生理現象という感じですね。(結果的には、ママやパパがおくるみをかぶせてくれたり、おっぱいを飲ませてくれたりするので、コミュニケーションをきちんと果たしているのですが(笑))


ふたつめは、生後50日目ぐらいから現れた、明らかにコミュニケーションを目的とした泣き方です。
いくつかのパターンがあるのですが、代表的なのは、「おぎゃああああああ」という叫ぶような泣き方です。

「抱っこしてって、言ってるでしょー!」だったり、「寒いってばー!」だったり、はっきり訴えたいことがあって、それを思いきり伝えようとした結果、叫び声のような「おぎゃあああ」になるわけです。

しかも、親が意味を取り違えたりすると、「違う、違うってば。お腹が空いているんだってー!」という感じで、思いきり泣き方がエスカレートします。最もはっきり伝わるよう、悲痛な響きをもった、ひきつったような声で泣きます。

これはもう、絶大な効果があって、親は大慌てで対応しますから、見事なコミュニケーションです(笑)。
ただ、親のほうも慣れてくると、「よくもまあ、そんな辛そうな泣き方ができるもんだよなー」とだんだん笑っちゃう感じになってくるのですが。

他にも、合図(サイン)的な泣き方もあります。

これは、「おぎゃ」的な短い泣き方で、使い方としては、例えば抱っこしていて、「寝てるみたいだねー。ベッドに寝かせるか」という親の会話に対して、「おぎゃ」とひと声泣き、「まだ、起きてるよん。ベッドには行きたくなーい。
もっと、抱っこしていて。」という合図を送るといった具合です。


三つめは、発声練習的な(?)、「おぎゃあ」。

抱っこしているとき、突然「おぎゃあ」と単発的に泣いたりするのですが、これは別に不満や欲求があるわけではなく、ちょっと泣いてみたかった(?)的な泣き方です。

「どうしたの?」「別に、何かイヤなことがあるわけじゃないでしょ?」と聞くと、泣きやむことが多いので、「えへ、ちょっと泣いてみただけ。」という感じでしょうか。

あるいは、大きな声を出して、すっきりしてみたかった(笑)。

親のほうの進化は、だんだん泣き声を聞き分けられるようになってきたこと。泣かれても、即パニックにならないで、落ち着いて対応できるようになってきたこと、ですね。


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